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Author:akatuki00
はじめまして★
生まれも育ちも西宮で、西宮で開業した弁護士としての日常を、法律のことのみに縛られず、肩の力を抜いて思いつくままに綴っていきたいと思います。これまでの人生,日記など付けたことがないので、これをきっかけに続けてみたいと思います。このブログで、弁護士をという職種を身近に感じていただければ幸いです。
現在,兵庫県西宮市寿町4-22の「あかつき法律事務所」(TEL 0798-34-1780)にて執務中です。

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超高齢化社会

おはようございます。
先週末から急に暖かくなりましたね。
その影響か,くしゃみと鼻水が止まらず,目がかゆいです。
本格的に花粉症の季節となり,外を出歩くのが嫌になります。
ここまで花粉症に苦しんでいる国は他にあるのでしょうか。

さて,先週,認知症の人によって起こされた事故の損害賠償責任を介護する家族が負うべきなのか?この問題に対して最高裁判決は介護家族に責任はないとする判断を下しました。
問題となった事故は,2007年12月,愛知県で暮らす高齢の認知症の男性(要介護度4)が,妻のまどろんだ間に外へ出て線路に立ち入り発生したものです。
家族側は男性が認知症である旨説明しましたが,鉄道会社は「家族は監視する義務があった」などとして同居する妻に賠償金約720万円を請求し,妻が暮らす自宅の土地を仮差し押さえするなどしました。
2審判決は,夫婦は同居し互いに協力して助け合わなければならないとする民法の規定を踏まえて,高齢の妻の責任を認めました。
これに対し最高裁は「同居する配偶者であるからといって監督義務は負わない」と2審を覆しました。
もっとも,最高裁判決は「特段の事情がある場合は賠償責任を問える」とも言及しており,認知症の人と介護者を巡る状況を総合考慮し,介護家族が事実上の監督義務者に当たる余地を残しています。
認知症だからといって,身体の自由を制限することは出来ませんし,同居し介護しているからといって家族だけで24時間監視体制を取ることは正直不可能です。
といって施設に頼るにしても,どこも定員が一杯で,他より先を見つけるのが難しいのが現状です。
保育園も足りない,老人施設も足りない,他方で上がり続けている税金は一体何に使われているのでしょうか。

2016.03.07(Mon) | 社会 | cm(0) | tb(0) |

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