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Author:akatuki00
はじめまして★
生まれも育ちも西宮で、西宮で開業した弁護士としての日常を、法律のことのみに縛られず、肩の力を抜いて思いつくままに綴っていきたいと思います。これまでの人生,日記など付けたことがないので、これをきっかけに続けてみたいと思います。このブログで、弁護士をという職種を身近に感じていただければ幸いです。
現在,兵庫県西宮市寿町4-22の「あかつき法律事務所」(TEL 0798-34-1780)にて執務中です。

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改正司法試験法

おはようございます。
気が付けば6月に入り,今年も半分が過ぎようとしています。
ただ,これからが1年で最も過ごしにくく過酷な夏が来るので,日が経つのが長く感じるようになります。
今年はエルニーニョの影響で冷夏とか言われていますが,現時点では冷夏と呼べる状況は全くと言っていいほどありません。

さて,先日,改正司法試験法が成立しました。
その内容は,現在「5年間で3回」に制限されている司法試験の受験回数を,「5年間で5回」に緩和するというもので,5月28日の参議院本会議で全会一致で可決され成立しました。
現在の司法試験は法科大学院を修了するか予備試験に合格した人が受験できるのですが,受験回数が現在は「5年間で3回」に制限されているため,受験資格を得てもすぐに受験しない「受け控え」につながっていると指摘されているようです。
そのため改正司法試験法では,司法試験の受験回数を「5年間で5回」に緩和するほか,今は7科目で行われている短答式試験を憲法,民法,刑法の3科目にするとしています。
改正司法試験法は今年10月に施行され,来年の司法試験から適用されます。

これだけ,法曹の質が下がったと言われているのに,更に合格要件を下げるような法改正の意味が全く分かりません。
法科大学院に行った人間を少しでも法曹にして,法科大学院の存在価値を無理矢理上げるための救助措置としか考えられません。
そもそも,法科大学院は,卒業時点で法曹としての能力を備えさせるための教育機関という建前だったのではないでしょうか?
そして,より能力の高い法曹を生み出すのであれば,法科大学院卒業後3年間で3回とするのが本来のように思います。
しかし,今回の改正は全く逆方向の改正です。
短答式試験についても,改正とは言葉だけで私が受験していた旧司法試験時代に戻るだけです。
法律というものが,国民の利益のために制定されているものではないことがよく分かりますね。

2014.06.02(Mon) | 弁護士 | cm(0) | tb(0) |

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