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Author:akatuki00
はじめまして★
生まれも育ちも西宮で、西宮で開業した弁護士としての日常を、法律のことのみに縛られず、肩の力を抜いて思いつくままに綴っていきたいと思います。これまでの人生,日記など付けたことがないので、これをきっかけに続けてみたいと思います。このブログで、弁護士をという職種を身近に感じていただければ幸いです。
現在,兵庫県西宮市寿町4-22の「あかつき法律事務所」(TEL 0798-34-1780)にて執務中です。

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裁判員の精神的負担

おはようございます。
まだまだ、夏の暑さには程遠いですが、日中は、汗ばむようになってきました。
幸い、クールビズが始まっている(去年より1ヶ月ほど早いような気がします)ので、暑さに弱い者としてはとても助かります。
そう言えば、先週末、東北地方で地震があったことを速報で知りましたが、幸い、被害などはなかったようです。
地域にもよりますが、東北地方では、活気を見せ始めているところもあり、売り上げが震災前以上となっているところもあるそうです。
なので、天災や人災などで、この流れに水が差されないことを祈るばかりです。

ところで、元裁判員の方がストレス障害を発症し、国に損害賠償を提起するという記事を見ました。
訴状によりますと、女性は証拠調べで見せられた被害者2人の遺体の刺し傷計24カ所すべてのカラー写真などが頭から離れず、不眠症や吐き気、フラッシュバックなどに苦しむようになり、「裁判員メンタルヘルスサポート窓口」に電話し、地域の保健所を紹介されたが対応してもらえず、3月22日に福島県内の病院で急性ストレス障害(ASD)と診断されたとのことです。
女性側は、裁判員になったためにASDになったと主張し、裁判員制度が苦役からの自由を保障した憲法18条や、個人の尊厳や職業選択の自由を認める同13、22条に反するとし、法案提出から3カ月弱の審議で成立させた衆参両院にも過失があったと訴えています。
僕も、司法修習生の時に立会した刑事事件で、多数の遺体写真や解剖写真を見ましたが、初めての遺体写真や解剖写真にかなりショックを受けたのを覚えています。
実務に出てからも殺人事件などを担当すると、遺体や解剖結果の写真などを見て検討しなければならないのですが、精神的にしんどいです。
なので、裁判員の精神的な負担が、これまでクローズアップされなかったことが逆に不思議でした。
ちなみに、この訴えを受けて、最近は証拠写真を一部白黒のものにするなどの対応がなされているようです。
裁判員制度は、これまでの裁判制度を大きく変えたものですから、法案提出から3カ月弱の審議で成立というのは、確かに急ぎ過ぎた感は否めませんから、この訴えをきっかけに、根本的な見直しなどがなされるべきでしょうね。

2013.05.20(Mon) | 法律 | cm(0) | tb(0) |

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