おはようございます。
ものの数え方に関するテレビ番組を見たのですが,1度目,2度目の「度」は,次があるかどうか不確定なものを数える場合に使い,1回目,2回目の「回」は次があることが確実なものを数えるときに使うそうです。
法律でも同じような使い分けがされており,成就することが不確実な場合を「条件」,到来することが確実な場合は「期限」として,それぞれ個別に民法上規定されています。
ちなみに,お金を借りる際に付加する「自分が出世したら返すから。」といういわゆる「出世払い」という約束は,法律上一般的には,「出世すれば返さなければならないし,出世するかしないかはっきりした時点で返さなければならない。」という趣旨と解釈されています(不確定期限と言います。)。
まあ,どの時点でその人が出世しないということがはっきりするかはあいまいですが,少なくとも,円滑な人間関係を続けようと思えば,「もうあなたは出世することはありえないから,貸したお金を返してくれ。」とは言えませんね。
日本語は奥が深いです。
ものの数え方に関するテレビ番組を見たのですが,1度目,2度目の「度」は,次があるかどうか不確定なものを数える場合に使い,1回目,2回目の「回」は次があることが確実なものを数えるときに使うそうです。
法律でも同じような使い分けがされており,成就することが不確実な場合を「条件」,到来することが確実な場合は「期限」として,それぞれ個別に民法上規定されています。
ちなみに,お金を借りる際に付加する「自分が出世したら返すから。」といういわゆる「出世払い」という約束は,法律上一般的には,「出世すれば返さなければならないし,出世するかしないかはっきりした時点で返さなければならない。」という趣旨と解釈されています(不確定期限と言います。)。
まあ,どの時点でその人が出世しないということがはっきりするかはあいまいですが,少なくとも,円滑な人間関係を続けようと思えば,「もうあなたは出世することはありえないから,貸したお金を返してくれ。」とは言えませんね。

日本語は奥が深いです。

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