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Author:akatuki00
はじめまして★
生まれも育ちも西宮で、西宮で開業した弁護士としての日常を、法律のことのみに縛られず、肩の力を抜いて思いつくままに綴っていきたいと思います。これまでの人生,日記など付けたことがないので、これをきっかけに続けてみたいと思います。このブログで、弁護士をという職種を身近に感じていただければ幸いです。
現在,兵庫県西宮市寿町4-22の「あかつき法律事務所」(TEL 0798-34-1780)にて執務中です。

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犯罪の特殊性

おはようございます。
この週末は一気に気温が上がり,日中は汗ばむ陽気でした。
それと併せて花粉の飛散も酷く,せっかく行楽日和なのに外出が苦痛な方も多いのではないでしょうか。
また,夏が来ますね。

さて,千葉県で起きたベトナム籍の少女の事件の被疑者が逮捕されました。
逮捕されたのはPTA会長だった男です。
まだ刑事裁判で有罪と決まったわけではないので何とも言えませんが。
ただ,いまだ被疑者とはいえ,小さいお子様を持つ親としてはショックでしょう。
こういう犯罪を見る度,性犯罪は厳罰化されているとはいうものの,その再犯率の高さから,欧米諸国と同じにする必要はないですが犯罪の特殊性に考慮した施策が必要だと思います。

2017.04.17(Mon) | 事件 | cm(0) | tb(0) |

広告のあり方

おはようございます。
気が付けば,1月も明日で終わりです。
2月はもともと日数が少ないので,同じ感じであっという間に終わってしまいそうです。

ところで,先週,広告も消費者契約法上の「勧誘行為」として規制対象になるとの最高裁判決が出ました。
この裁判の対象となっていたのは,健康食品として知られる「クロレラ」の新聞折り込みチラシでした。
高血圧や糖尿病の予防効果をうたったチラシを配布した健康食品会社に対し,消費者団体が不当な勧誘だとしてチラシの差し止めを求めて提訴していました。
昨年2月の二審・大阪高裁判決は、「不特定多数の読者にチラシを配布した時点では勧誘行為にあたらない」と判断していました。これに対し最高裁小法廷は,「消費者を保護する法の趣旨に照らせば,不特定多数に向けた広告を一律に勧誘行為の対象から外すことはできない」と述べた。
なお,同小法廷は,会社側にチラシ配布の差し止めを求めた消費者団体の上告については,すでにチラシが配布されていないことを理由にこれを棄却しました。
我々一般消費者の感覚としては妥当なものだと思います。
むしろ,大手新聞に折り込まれているとなると,そのチラシの内容について大手新聞がお墨付きを付けているかのように錯覚してしまうので,より誘引力は強いと思います。
テレビなどは,その極みですね。
不景気でスポンサーが付きにくいのは分かりますが,あれだけ多くパチンコ,競馬,競艇のCMを,しかも,これらをすることがカッコいいかのようなCMを流すのはどうかと思いますね。

2017.01.30(Mon) | 事件 | cm(0) | tb(0) |

遺産分割に関する判例変更

おはようございます。
今年も残すところ今週のみとなりました。
事務所の仕事納めは12月27日なので,当事務所の2016年は残り2日ということになります。
今年を振り返ると,天変地異の多い1年だったというのが印象的です。
日本では各地地震が頻発し,熊本県の地震などは昨年のように思いますが,今年のことなのですね。
被災地の復興と,来年は,災害のない良い年になることを願うばかりです。

さて,遺産相続の際に預貯金が遺産分割の対象になるのか争われた裁判で,最高裁は分割の対象になるとの判断を示しました。
意外かもしれませんが,複数の相続人が受け取り分を決める遺産分割の際,これまでの判例上,不動産や株などは分割の対象でしたが,預貯金については全員の合意がない限り分割の対象にならず,法定相続分に従って自動的に分けられるとされてきました(裁判所が判断してくれない。)。
そのため,一部の相続人に生前贈与がある場合などは不公平が生じるとの指摘が出ていました。
このような指摘も受けて,最高裁は12月19日の決定で,「遺産分割は相続人の間の実質的公平を図るもので,財産をできる限り幅広く対象とすることが望ましい」と述べ,預貯金も遺産分割の対象になるとの判断を示し,過去の判例を変更しました。
これにより,新たに裁判紛争になる事案も増えて来ると思われますが,実質的公平を実現するためには止むを得ない判断だと思います。
いずれにせよ,遺産に関しては故人の死後に明らかとなる親族間の感情上の問題もあるので,うちは大丈夫と思わず,トラブルを少しでも予防,緩和すべく遺言を残されることをお勧めします。

2016.12.26(Mon) | 事件 | cm(0) | tb(0) |

法定刑

おはようございます。
先週土曜日は天候に恵まれ,絶好のお花見日和でした。
僕も,近くの桜を見に行きましたが,そのせいか,鼻水が止まりません・・・
学生のころは純粋にお花見を楽しめたのですが,今は,花粉のせいで,長時間お花見の席にいるのは辛いですね。

さて,先週,約2年間監禁されていた女子児童が無事保護されるという報道がありました。
この事件,テレビの公開捜査などでも放送されていたので,知っていました。
長期間の児童監禁事件といえば,かなり以前,新潟でも同じような事件(監禁期間は以前の事件の方が約9年とはるかに長いです)があり,被害児童が保護された時も大騒ぎになりましたが,その後の刑事裁判で,監禁期間とほぼ変わらない懲役刑になったことも話題になりました。
刑法犯には法定刑があり,当然,この法定刑を超えて懲役刑を科すことは出来ません。
その為,一審では,検察や裁判所もこれを苦慮し,関連性の薄い刑事犯を上乗せするなどし,より重い求刑や判決をしたように記憶しています(その後,高裁で懲役期間は短縮されました。)。
でも,一般の感覚として,被害者を監禁(懲役刑よりも当然過酷です。)していた期間とほぼ変わらない懲役刑というのは,しっくりは来ませんよね。
そのせいもあって,その後,逮捕監禁致傷罪の法定刑の上限は10年から15年に法改正されました。
それでもまだまだ軽いと思います。
特に,児童や未成年者の1年間と成人してからの1年間は,とても同じに考えることは出来ません。
社会で子供たちを守っていくためにも,未成年者関連の犯罪については,更に厳罰を定めても良いと思います。

2016.04.04(Mon) | 事件 | cm(0) | tb(0) |

司法試験漏えい事件

おはようございます。
12月も半ばというのに,先週は夏日があったりと,昨年以上に異常気象が続いています。
また,夏の猛暑がさらに酷くなるという話もあり,早くもげんなりとしてしまっています。
ホント,地球はどうなるのでしょうか。

さて,先週,10日,司法試験の問題を教え子の女性受験生に漏えいしたとして国家公務員法(守秘義務)違反に問われた明治大法科大学院元教授の初公判がありました。
被告人は,被告人質問で「試験に落ちて泣いている受験生を見て何とかしたいと思った。」と動機を明かしました。
本当に辛いと思っている人間ほど人前では泣かないでしょうし,試験委員と付き合って,その前で泣くといった態度自体,この受験生に計算高い印象を受けます。
漏えいする方が一番悪いのですが,どっちもどっちです。
僕が受けた旧司法試験のころは,並大抵の努力で受かる試験ではなかったし,ただ努力だけしても受からない試験だったため,(漫然と受験している人間はともかく)合格圏周辺にいる受験生はまさに人生を掛けて試験に臨んでいました。
試験に落ちて泣くなんて軟な人間,少なくとも僕の周りにはいませんでした。
今回の事件もそうですが,新司法試験制度になってから,弁護士の質の低下,就職難や生活困窮,更には不祥事などなど,以前より悪くなった話しか耳にしません。
法科大学院制度,一体,誰の利益のための制度なのでしょうね。

2015.12.14(Mon) | 事件 | cm(0) | tb(0) |