おはようございます。
今年も残すところ,あと1週間となりました。
年末年始にかけては寒波が来るようですが,それ以外は寒さも控えめな冬となりそうですが。
といっても,毎年,暖かくなっているので,その内,寒波も来なくなるかも知れませんね。
さて,今年は,非弁行為の事件がちらほらと目につきました。
弁護士資格がない事務員の非弁行為に関与したとして大阪地検特捜部は12月6日,弁護士法違反の罪で弁護士法人あゆみ共同法律事務所の代表弁護士らと弁護士法人を起訴したとのこと。
事件の内容は,コンサルタント会社が弁護士資格のない従業員をあゆみ共同法律事務所の事務員として派遣し,顧客の債務整理をさせていたようです。
法的には助言する立場の弁護士が,経営の助言を受けていたコンサルタントに違法に使われるという,まあ,大増員の弊害の一つですね。
年が変わると何が変わるというわけではありませんが,来年は良い年になることを願います。
本年もありがとうございました。
今年も残すところ,あと1週間となりました。
年末年始にかけては寒波が来るようですが,それ以外は寒さも控えめな冬となりそうですが。
といっても,毎年,暖かくなっているので,その内,寒波も来なくなるかも知れませんね。
さて,今年は,非弁行為の事件がちらほらと目につきました。
弁護士資格がない事務員の非弁行為に関与したとして大阪地検特捜部は12月6日,弁護士法違反の罪で弁護士法人あゆみ共同法律事務所の代表弁護士らと弁護士法人を起訴したとのこと。
事件の内容は,コンサルタント会社が弁護士資格のない従業員をあゆみ共同法律事務所の事務員として派遣し,顧客の債務整理をさせていたようです。
法的には助言する立場の弁護士が,経営の助言を受けていたコンサルタントに違法に使われるという,まあ,大増員の弊害の一つですね。
年が変わると何が変わるというわけではありませんが,来年は良い年になることを願います。
本年もありがとうございました。
おはようございます。
9月の悪天候続きから打って変わって,ここ最近は好天続きで,この週末も行楽日和でした。
お出掛けされた方も多いのではないでしょうか。
さて,司法試験予備試験の希望者が減ったという報道がありました。
また,政府が法科大学院の制度見直しをするらしいです。
基礎部分に致命的な欠陥があり当初から倒壊する見込みの建物をいくらリフォームしても無意味なのですが・・・
9月の悪天候続きから打って変わって,ここ最近は好天続きで,この週末も行楽日和でした。
お出掛けされた方も多いのではないでしょうか。
さて,司法試験予備試験の希望者が減ったという報道がありました。
また,政府が法科大学院の制度見直しをするらしいです。
基礎部分に致命的な欠陥があり当初から倒壊する見込みの建物をいくらリフォームしても無意味なのですが・・・
おはようございます。
先週末から,梅雨のように雨が続いています。
気温も一気に下がり,体が付いていきません。
みなさまも体調管理にはお気を付け下さい。
さて,東京弁護士会は11日,過払い金返還請求の着手金をめぐり,事実と異なる広告を行ったなどとして,弁護士法人「アディーレ法律事務所」を業務停止2カ月の懲戒処分としました。
同会によると,アディーレは2010年10月以降,ホームページ上で着手金無料キャンペーンを「1カ月限定」などとうたいながら,15年8月まで同様の広告を継続。消費者庁が昨年2月,景品表示法違反(有利誤認)で再発防止を求める措置命令を出したため,弁護士会も調査していました。
これに伴い,同事務所が依頼者と結んでいた契約はいったん解除しなければならないのですが,法人側が働きかけず,依頼者側が望めば所属弁護士と個別に契約することは出来ます。
全く一から弁護士を探すより,実際に事件を処理している法人の所属弁護士に依頼しなおした方が依頼者も便宜なので,個別契約に巻き直すケースは多くなるでしょうね。
そのため,弁護士法人に対する業務停止の実効性はどこまであるのか疑問です。
先週末から,梅雨のように雨が続いています。
気温も一気に下がり,体が付いていきません。
みなさまも体調管理にはお気を付け下さい。
さて,東京弁護士会は11日,過払い金返還請求の着手金をめぐり,事実と異なる広告を行ったなどとして,弁護士法人「アディーレ法律事務所」を業務停止2カ月の懲戒処分としました。
同会によると,アディーレは2010年10月以降,ホームページ上で着手金無料キャンペーンを「1カ月限定」などとうたいながら,15年8月まで同様の広告を継続。消費者庁が昨年2月,景品表示法違反(有利誤認)で再発防止を求める措置命令を出したため,弁護士会も調査していました。
これに伴い,同事務所が依頼者と結んでいた契約はいったん解除しなければならないのですが,法人側が働きかけず,依頼者側が望めば所属弁護士と個別に契約することは出来ます。
全く一から弁護士を探すより,実際に事件を処理している法人の所属弁護士に依頼しなおした方が依頼者も便宜なので,個別契約に巻き直すケースは多くなるでしょうね。
そのため,弁護士法人に対する業務停止の実効性はどこまであるのか疑問です。
おはようございます。
この週末は,秋晴れの行楽日和でした。
各地で運動会が開かれていたようで,街中を歩いていても園内,校内放送が聞こえました。
以前,運動会では順位を決めなくなった等と耳にしましたが,今も同じような運用がなされているのでしょうか。
さて,マイナンバー制が始まりました。
一部のアンケートによると,制度自体に不安を感じている,国による情報の管理について不安を感じているが共に約8割だったようです。
このアンケートが全てではないでしょうが,これだけ国民が不安を感じている制度があっさり成立してしまう国ってどうなんでしょう。
安保の件もありますし,特定団体からの違法献金なども問題になっていました。
もう一度,民主主義の意味を立法府である国会が勉強し直すべきなのではないでしょうか。
ところで,私事ですが,この9月末日を以て無事,弁護士実務を初めて丸10年となりました。
ここまでやって来られたのも,ひとえに周囲の皆様のお力添えやご指導のおかげだと思います。
これからも初心を忘れず,弁護士としての職務を全うして行きたいと思います。
宜しくお願い致します。
6月末よりスマートフォンでも見やすいように少し手を入れさせていただきました。
ご相談などおありの方は是非,こちらも参照くださいませ。
あかつき法律事務所(西宮)
↑クリックいただければスマホサイトに移動します。
この週末は,秋晴れの行楽日和でした。
各地で運動会が開かれていたようで,街中を歩いていても園内,校内放送が聞こえました。
以前,運動会では順位を決めなくなった等と耳にしましたが,今も同じような運用がなされているのでしょうか。
さて,マイナンバー制が始まりました。
一部のアンケートによると,制度自体に不安を感じている,国による情報の管理について不安を感じているが共に約8割だったようです。
このアンケートが全てではないでしょうが,これだけ国民が不安を感じている制度があっさり成立してしまう国ってどうなんでしょう。
安保の件もありますし,特定団体からの違法献金なども問題になっていました。
もう一度,民主主義の意味を立法府である国会が勉強し直すべきなのではないでしょうか。
ところで,私事ですが,この9月末日を以て無事,弁護士実務を初めて丸10年となりました。
ここまでやって来られたのも,ひとえに周囲の皆様のお力添えやご指導のおかげだと思います。
これからも初心を忘れず,弁護士としての職務を全うして行きたいと思います。
宜しくお願い致します。
6月末よりスマートフォンでも見やすいように少し手を入れさせていただきました。
ご相談などおありの方は是非,こちらも参照くださいませ。
あかつき法律事務所(西宮)
↑クリックいただければスマホサイトに移動します。
おはようございます。
気が付けば6月に入り,今年も半分が過ぎようとしています。
ただ,これからが1年で最も過ごしにくく過酷な夏が来るので,日が経つのが長く感じるようになります。
今年はエルニーニョの影響で冷夏とか言われていますが,現時点では冷夏と呼べる状況は全くと言っていいほどありません。
さて,先日,改正司法試験法が成立しました。
その内容は,現在「5年間で3回」に制限されている司法試験の受験回数を,「5年間で5回」に緩和するというもので,5月28日の参議院本会議で全会一致で可決され成立しました。
現在の司法試験は法科大学院を修了するか予備試験に合格した人が受験できるのですが,受験回数が現在は「5年間で3回」に制限されているため,受験資格を得てもすぐに受験しない「受け控え」につながっていると指摘されているようです。
そのため改正司法試験法では,司法試験の受験回数を「5年間で5回」に緩和するほか,今は7科目で行われている短答式試験を憲法,民法,刑法の3科目にするとしています。
改正司法試験法は今年10月に施行され,来年の司法試験から適用されます。
これだけ,法曹の質が下がったと言われているのに,更に合格要件を下げるような法改正の意味が全く分かりません。
法科大学院に行った人間を少しでも法曹にして,法科大学院の存在価値を無理矢理上げるための救助措置としか考えられません。
そもそも,法科大学院は,卒業時点で法曹としての能力を備えさせるための教育機関という建前だったのではないでしょうか?
そして,より能力の高い法曹を生み出すのであれば,法科大学院卒業後3年間で3回とするのが本来のように思います。
しかし,今回の改正は全く逆方向の改正です。
短答式試験についても,改正とは言葉だけで私が受験していた旧司法試験時代に戻るだけです。
法律というものが,国民の利益のために制定されているものではないことがよく分かりますね。
気が付けば6月に入り,今年も半分が過ぎようとしています。
ただ,これからが1年で最も過ごしにくく過酷な夏が来るので,日が経つのが長く感じるようになります。
今年はエルニーニョの影響で冷夏とか言われていますが,現時点では冷夏と呼べる状況は全くと言っていいほどありません。
さて,先日,改正司法試験法が成立しました。
その内容は,現在「5年間で3回」に制限されている司法試験の受験回数を,「5年間で5回」に緩和するというもので,5月28日の参議院本会議で全会一致で可決され成立しました。
現在の司法試験は法科大学院を修了するか予備試験に合格した人が受験できるのですが,受験回数が現在は「5年間で3回」に制限されているため,受験資格を得てもすぐに受験しない「受け控え」につながっていると指摘されているようです。
そのため改正司法試験法では,司法試験の受験回数を「5年間で5回」に緩和するほか,今は7科目で行われている短答式試験を憲法,民法,刑法の3科目にするとしています。
改正司法試験法は今年10月に施行され,来年の司法試験から適用されます。
これだけ,法曹の質が下がったと言われているのに,更に合格要件を下げるような法改正の意味が全く分かりません。
法科大学院に行った人間を少しでも法曹にして,法科大学院の存在価値を無理矢理上げるための救助措置としか考えられません。
そもそも,法科大学院は,卒業時点で法曹としての能力を備えさせるための教育機関という建前だったのではないでしょうか?
そして,より能力の高い法曹を生み出すのであれば,法科大学院卒業後3年間で3回とするのが本来のように思います。
しかし,今回の改正は全く逆方向の改正です。
短答式試験についても,改正とは言葉だけで私が受験していた旧司法試験時代に戻るだけです。
法律というものが,国民の利益のために制定されているものではないことがよく分かりますね。